写真1●e節電ツールの設定画面
写真1●e節電ツールの設定画面
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写真2●節電効果をグラフ化して表示
写真2●節電効果をグラフ化して表示
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 ユニアデックスは2011年6月27日、PCのスリープ機能を強制的に実行できるソフト「e節電ツール」を、同日から無償公開すると発表した。PCに常駐して動作状況を監視し、利用者がPCを使わずアプリケーションも動いていない「アイドル状態」が続くと、CPUなど主要部品への電力供給を止めて電力消費量を抑える。
 
 Windowsは元々スリープ機能を備えているが、バックグラウンドでメンテナンス用のタスクなどが起動しているとアイドル状態にならず、スリープ機能が設定通りに動作しない場合がある。e節電ツールは独自の電源管理機能により、こうしたケースでもスリープ機能を確実に実行できるようにした(写真1)。このほか、PCの動作状況に基づく節電効果をグラフ表示する機能もある(写真2)。

 動作環境は32ビット版のWindows XP/Vista/7で、無償配布期間は本日から2011年9月30日までを予定している。節電効果のグラフ表示機能は12月31日まで利用できる。