ネットワールドは2011年6月27日、中小企業向けに仮想化ソフトや対応ストレージ製品、アプリケーション保護ソフトなどの製品群をパッケージ化した「仮想化導入パック」を発売したことを発表した。同社およびパートナー経由で7月1日から販売を開始する。

 仮想化導入パックは、(1)米VMwareの仮想化ソフト「VMware vSphere Essentials Plus」あるいは「同 Enterprise Plus」、(2)仮想化ストレージソフトである英StorMagicの「StorMagic SvSAN」あるいは米EMCのユニファイドストレージ「EMC VNX」、(3)仮想環境におけるアプリケーション保護ソフトである米シマンテックの「Symantec ApplicationHA」---の3製品で構成する。

 価格は、VMware vSphere Essentials PlusとStorMagic SvSAN、Symantec ApplicationHAを組み合わせた「エントリーモデル」が99万9000円、VMware vSphere Enterprise PlusとEMC VNX、Symantec ApplicationHAを組み合わせた「エンタープライズモデル」が480万円(いずれも税別価格)。

 ネットワールドによれば、それぞれのモデルにおいて、個別に製品を購入するよりも約3割低価格になるとしている。同社では、初年度で合計100パッケージの販売を予定しているという。