「G Data インターネットセキュリティ 2012」の画面例
「G Data インターネットセキュリティ 2012」の画面例
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 ジャングルは2011年6月23日、セキュリティ対策ソフトの新版「G Data インターネットセキュリティ 2012」などを7月7日に発売することを明らかにした。新版の特徴は、パフォーマンスの向上など。

 今回発表した製品は3種類。(1)ウイルス対策機能だけを備える「G Data アンチウイルス 2012」、(2)ウイルス対策、フィッシング詐欺対策、迷惑メール対策などを備えるG Data インターネットセキュリティ 2012、(3)(2)の機能にデータのバックアップ機能とパソコンのチューニング機能を追加した「G Data トータルケア 2012」。いずれも、独G Data Softwareが開発した。

 新版の特徴は、いずれもパフォーマンスを向上させたことだという。その一つが「アイドリングスキャン」技術の導入。これは、パソコンが使用されていないときに、ウイルス検査を行う技術。スクリーンセーバーが動作するようなタイミングで検査するという。

 これにより、ユーザーのパソコン操作に影響を与えないようにする。ウイルス検査中にパソコンが使われた場合には検査を一時中断し、そこまでの結果を表示。次にパソコンが使われなくなったタイミングで、検査を再開する。

 ウイルス定義ファイル(パターンファイル)のダウンロードやインストールにも工夫を凝らしたという。対策ソフトは回線やメモリーの利用状況をチェックし、それらに余裕があるときにダウンロードやインストールを実施する。これにより、ユーザーに「重い」と感じさせないとしている。

 G Data アンチウイルスはダウンロード版のみ、G Data インターネットセキュリティ/トータルケアには、ダウンロード版とパッケージ版がある。有効期限や利用台数が異なる製品を、それぞれ複数用意している。

 ダウンロード版の価格例としては、1年3台分のG Data アンチウイルスが2980円、1年1台分のG Data インターネットセキュリティが2980円、1年3台分のG Data トータルケアが4980円。

 パッケージ版の価格はオープン。予想実売価格の例は、1年1台分のG Data インターネットセキュリティが4480円、1年3台分のG Data トータルケアが6480円。