UQコミュニケーションズは2011年6月23日、四国と九州の電力系通信会社であるSTNetと九州通信ネットワークがMVNOとしてWiMAX方式の通信サービスを提供すると発表した。提供開始はいずれも2011年7月1日である。

 UQコミュニケーションズのMVNOになった電力系通信会社は、ケイ・オプティコム、中部テレコミュニケーション、エネルギア・コミュニケーションズにSTNetと九州通信ネットワークの2社を加えて5社になった。

 STNetは「ピカラもばいる[au コース]」というサービス名で、WiMAXとKDDIの3Gの両方を使える通信サービスとして提供する。2年単位の契約を条件にしており、利用料金は二段階定額で月額1050~5780円である。STNetが提供する固定インターネットサービス(ピカラ光サービス、ピカラADSLサービス、ピカラフレッツサービス)の利用者が対象になる。

 九州通信ネットワークは「BBIQ モバイル(WiMAX)」というサービス名で提供する。1年単位の契約を条件にしており、利用料金は月額3570円になる。BBIQ光インターネットの利用者が対象になる。


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