アイシーズは2011年6月23日、同社が開発しオープンソースソフトウエア(OSS)として公開している請求書アプリの新版「せん茶請求書2.0」をリリースした。また同ソフトの有償サポートサービスを開始した。
せん茶請求書は、請求書、見積書、納品書をWebブラウザ上で作成できるソフトウエア。オープンソースライセンスであるGPLと、商用ライセンスのデュアルライセンスで提供している。商用ライセンスの価格は60万円。
2.0では、マルチユーザーに対応し、作成した帳票をユーザー間で共有することが可能になった。帳票データのExcel出力や、作成した帳票のメール送付確認、見積書から請求書、請求書から納品書への転記などの機能も追加した。
有償サービスはインストールの代行サービスが1万2000円、帳票フォーマットのカスタマイズが見積書、請求書の2枚セットで3万円からなど。
導入事例として公表することを条件に、2011年9月30日まで商用ライセンスを10万円で、インストールの代行サービスを6000円で提供する。