米comScoreは米国時間2011年6月20日、同年5月における米国のWebサイトランキングを発表した。母の日(第2日曜日)のプレゼントを贈るために、花やギフトの販売サイトや、電子グリーティングカードサービスのトラフィックが増加した。また夏期休暇の計画の一環で、レンタカーサイトを訪問する人も多かった。

 5月に「花/ギフト/グリーティング」カテゴリーの販売サイトを訪問した米国インターネットユーザーは2795万人で前月から15%増加した。同カテゴリー内で最もユニークビジター数が多かったのは「Gifts.com」で、前月比9%増の540万人だった。トラフィックの増加率が最も高かったのは「ProFlowers.com」の125%増(ユニークビジター数は460万)。「1-800-Flowers.com」は88%増(同270万人)、「FTD.com」は85%増(同200万人)だった。

 「電子グリーティングカードサービス」カテゴリーのサイトも1753万人と、前月を13%上回るユニークビジターを集めた。同カテゴリー内トップの「Evite.com」は同32%増の490万人だった。

 レンタカーサイトを訪れた米国インターネットユーザーは634万人を超え、前月から16%増加した。「Enterprise Rent-A-Car Company」のユニークビジターは前月比17%増の340万人で、同カテゴリー内で最も多かった。「Avis Budget Group」は同25%増の220万人、「Hertz」は同22%増の140万人だった。

 全体のWebサイトランキングは、米Yahoo!がユニークビジター1億8876万人で首位を維持した。2位は米Google(ユニークビジターは1億7999万人)、3位は米Microsoft(同1億7976万人)だった。4位に米Facebook(同1億5722万人)、5位に米AOL(同1億1490万人)が続いた。

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