写真1●内覧会の様子
写真1●内覧会の様子
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写真2●iPadを利用するペーパーレス会議システム「リコー スマートコラボレーション」(仮称)
写真2●iPadを利用するペーパーレス会議システム「リコー スマートコラボレーション」(仮称)
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写真3●ワンビのiPhone/iPad向け情報漏洩対策ソリューション「トラストデリート for iPhone/iPad」
写真3●ワンビのiPhone/iPad向け情報漏洩対策ソリューション「トラストデリート for iPhone/iPad」
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写真4●クラウドと専用のタブレット型端末を用いた手書き入力対応のデータ取り込みシステム「Ricoh eWriter solutions」(参考展示)
写真4●クラウドと専用のタブレット型端末を用いた手書き入力対応のデータ取り込みシステム「Ricoh eWriter solutions」(参考展示)
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写真5●ユニデンの緊急地震速報受信用端末
写真5●ユニデンの緊急地震速報受信用端末
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写真6●コピー機の仕組みを自分の手で体験できるコーナーも用意
写真6●コピー機の仕組みを自分の手で体験できるコーナーも用意
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 リコーのグループ企業で同社製品の販売や保守などを手がけるリコージャパンは2011年6月15日と16日の2日間、東京国際フォーラム(東京都千代田区)でセミナーと展示会の統合イベント「Value Presentation 2011」を開催する。

 これに先立つ形で同社は14日、報道陣向けに内覧会を実施し、出展予定となっているリコーグループおよびパートナー企業の製品やサービス、ソリューションなどを披露した(写真1)。

 会場でまず目を引くのは、「リコー スマートコラボレーション」(仮称)というiPadを使ったペーパーレス会議システム(写真2)だ。

 同システムは、iPadとプロジェクター、テレビ会議システムなどを連携させることで、会議室と遠隔の拠点などを結んでペーパーレス会議を実現するというもの。その中核となるのが「RICOH TAMAGO Presenter」というiPad向けアプリである。同アプリを使うことで、LAN内の複数のiPadに対してプレゼンテーション文書を手軽に配布して共有できる。

 ただ単に他の端末に文書を配布できるというだけでなく、議事進行役や発表者のページめくりに合わせて他の端末でも自動的にページをめくることなどが可能となっている点が特徴。別途サーバーを立てる必要はなく、iPadと無線LAN環境さえあればすぐにペーパーレス会議を実現できる。リコージャパンによれば、同アプリは現在、App Storeから無償で入手可能だという。

 このほか、展示会場ではワンビのiPhone/iPad向け情報漏洩対策ソリューション「トラストデリート for iPhone/iPad」(写真3)や、クラウドと専用のタブレット型端末を用いた手書き入力対応のデータ取り込みシステム「Ricoh eWriter solutions」(写真4)、1台6980円と安価なユニデン製の緊急地震速報受信用端末(写真5)など、興味深い製品やソリューションが多数展示されていた。

 製品やソリューションの展示だけでなく、コピー機の仕組みを自分の手で体験できるコーナー(写真6)なども用意されている。また、イベント当日は200台以上のiPadを用意し、来場者がナビゲーション用端末として借りられるようにする予定だという。

 開催時刻は両日とも午前10時から午後6時まで。入場は無料となっている。