写真●日立東日本ソリューションズのSaaS型クラウドサービス「OnSchedule」(進捗管理画面)
写真●日立東日本ソリューションズのSaaS型クラウドサービス「OnSchedule」(進捗管理画面)
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 日立東日本ソリューションズ(日立TO)は2011年6月14日、企業がプロジェクトを管理する上で必要となるスケジュール管理や文書共有などの機能を提供するSaaS型クラウドサービス「OnSchedule」(写真)を発表した。6月16日に申し込みの受け付けを開始し、7月11日からサービスの提供を始める。価格は月額1万500円から。

 企業の様々なプロジェクトに対して、(1)スケジュールの立案や進捗管理を行う「プロジェクト進捗管理」、(2)設計文書などのドキュメントを履歴付きで共有管理する「ドキュメント管理」、(3)質問やレビュー項目など書式が決まった情報を登録し、検索などを可能にする「フォーム管理」、(4)発生した課題や問題をメンバー間で議論するための「ディスカッション管理」、(5)更新情報などをメンバーにメールで通知する「メール通知」---などの機能を提供する。

 日立TOが今回提供するOnScheduleは、日立製作所が6月7日に発表済みの企業間ビジネスメディアサービス「TWX-21」におけるアプリケーションベンダー向けの新サービス「SaaS事業支援サービス」を利用して提供される。TWX-21は、日立製作所がクラウドソリューション「Harmonious Cloud」の一部として提供中のサービスで、現在約400業種、約4万3000社の企業に利用されている国内最大級の企業間商取引基盤となっている。