NTTドコモは2011年6月6日夜、関東および甲信越地域で6日午前8時27分ころに発生した、FOMAやmovaなどの一部契約ユーザーが利用しづらい状態が続くという通信障害(関連記事)について、午後9時36分に回復したことを発表した。復旧までに約13時間かかったことになる。

 同社によれば、影響を受けたと想定されるのはFOMA、Xi(クロッシィ)、mova、衛星携帯電話の4サービス。契約後にMNP(番号ポータビリティ)を利用して他事業者へ移行したユーザーも含まれる。加入者データが収容されている通信設備が故障したことによってふくそうが発生、約172万ユーザーが音声やiモードを含むパケット通信が利用しづらい状況に陥っていた。

 NTTドコモでは、通信設備の故障の原因について、「現在調査中」と説明している。