図●EatSpotの画面
図●EatSpotの画面
[画像のクリックで拡大表示]

 ソフトベンダーのCoreは、地図上に飲食店の情報を表示するiPhone向けアプリケーション「EatSpot」を開発し、米アップルのApp Storeで6月から配信を開始した。和食や洋食といった料理のジャンル、あるいはチェーン店などの分類で、探したい飲食店のタイプを指定すると、現在地周辺の条件に合った飲食店を地図上で表示する()。ダウンロードは無料だ。

 飲食店の情報は、公開されているAPIを利用して「HotPepper」や「ぐるなび」などのサービスから取得している。今後、地図上に表示された店舗が、割引情報や広告などを発信できる仕組みを追加する予定である。アプリケーションの利用者がある程度増えた時点で、飲食店から広告収入を得る考えだ。

 数カ月後には、Android向けのEatSpotの提供も始める予定だ。iPhone向けとAndroid向けの合計で、今後1年間で20万ダウンロードを目指す。

 Coreは、地図上に店舗を表示するソフトを「Spotシリーズ」として開発する意向で、今回のEatSpotがその第1弾となる。今後は、ライブハウスやカラオケなどを表示する「MusicSpot」、ペットショップやペットホテルなどを表示する「PetSpot」などの提供を予定している。