大塚商会は2011年6月6日、ファイルサーバーの使用状況を無料で診断するサービス「ファイルサーバ可視化サービス」を、6月7日から開始すると発表した。

 同サービスではまず、ユーザー企業が大塚商会から診断用サーバーを借り、イントラネットに設置する。このサーバーがファイルサーバーを自動で調査し、ファイルの保存件数やサイズ、未参照ファイルや重複ファイルの有無などを把握する。その後、大塚商会がファイルサーバーの使用状況に関する簡易レポートを提出する。

 ユーザー企業は同サービスを利用することで、ファイルサーバーにとって適正なディスク容量を手軽に把握できるようになる。これによりファイルサーバー更新時のコスト抑制や、不要なファイルの削減によるバックアップ時間の短縮といった効果が見込める。

 診断用サーバーの貸出期間は最大1週間で、調査可能なデータ量は最大1Tバイトまで。対象とするファイルサーバーのOSはWindows Server 2003および2003 R2、同2008および2008 R2、Windows Storage Server 2003および2003 R2、同2008および2008 R2。対象ファイルシステムはNTFS形式である。