デジタルアーツは2011年6月3日、任天堂が携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」向けに無償提供するWebフィルタリングサービスとして、同社の「i-フィルター for ニンテンドー3DS」(以下、i-フィルター)が採用されたと発表した。6月7日からサービス提供を始める。

 任天堂では6月7日にニンテンドー3DS本体のファームウエアのアップデートを提供する予定となっており、その際にWebブラウザー「インターネットブラウザー」が追加されることになっている。インターネットブラウザーの「お気に入り」経由でサービス利用を申し込むことで、i-フィルターが無償で利用可能になる。

 デジタルアーツでは2006年からニンテンドーDSシリーズ向けにiフィルターシリーズを販売していた。今回、任天堂が3DS向けの標準サービスとして採用したことで、保護者が子供に3DSを買い与える際に費用負担無しでフィルタリングサービスを利用できるようになった。