YouTube Video Editorに新設した「CC」タブ
YouTube Video Editorに新設した「CC」タブ
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 米Google傘下のYouTubeは米国時間2011年6月2日、Creative Commonsライセンスが適用されている動画の提供を始めたと発表した。オンライン動画編集ツール「YouTube Video Editor」の画面左上に新たにCreative Commonsを示す「CC」マークのタブを設けた。クリックすると著作権者の事前承諾なしに二次利用できる動画を一覧表示する。専用の検索窓も用意しており、任意の文字を入力して目的の動画を探すことができる。

 YouTubeには、米ケーブルTVチャンネルのC-SPAN、米非営利団体のPublic.Resource.org、米政府の海外向け放送局Voice of America、中東の衛星放送局Al Jazeeraなどが協力しており、現時点でこれらから提供を受けた約1万点のCreative Commons動画をサイト内で公開している。

 なお、YouTube Video EditorでCreative Commons動画を使った作品を作成すると、クレジットには元の動画のタイトルが付加される。このほかYouTubeは、ユーザーが自分の作品にCreative Commonsライセンスを適用できるオプションも用意した。新たにアップロードする動画のほか、すでに公開済みの動画にも同ライセンスを適用できる。

[YouTube公式ブログへの投稿記事]