総務省は2011年6月2日、6月8日(日本時間の同日9時からの24時間)に開催される世界規模のIPv6実験イベント「World IPv6 Day」に参加登録すると発表した。World IPv6 Dayは、インターネットに関連する技術の開発や普及を目的とする非営利の国際組織「ISOC」(Internet SOCiety)などが中心となって実施するIPv6実環境テストである。6月2日現在、318サイトが登録されている(登録リストはこちら。なお総務省は5月27日に申請したとのことだが、6月2日現在まだリストに表示されていない)。

 国内のIPv6導入促進に取り組んでいる総務省は、このイベントを同じ取り組みの一つと捉え、趣旨に賛同し参加を表明したという。なお同省のWebサイトは、2009年3月IPv6に対応済み。IPv4とIPv6のどちらからもアクセス可能になっており、World IPv6 Dayには、「IPv6 Enabled Website」(IPv6対応ウェブサイト)として登録した。

 同イベントには、NECビッグローブ(関連記事)、NTTコミュニケーションズなどグループ4社(関連記事)、クララオンライン(関連記事)などが参加を表明済み。Yahoo! Japan、ソニー、Interop Tokyo 2011、全日本剣道連盟なども参加リストに名を連ねている。

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