米Twitterは現地時間2011年6月1日、同社が自ら提供するサービスとして、写真や動画をアップロードしたり、検索したりできる機能を追加すると発表した。画像コンテンツのホスティングは米Fox Interactive Media傘下の写真/動画共有サービス、Photobucketが行う。
Twitterと連動する写真/動画共有サービスは「TwitPic」「YFrog」などがあるが、新サービスは「Twitter.com」内で提供されるため、これらサードパーティーとの連携の必要がなくなる。同社の共同設立者で会長のJack Dorsey氏は公式ブログへの投稿で「今後数週間以内にTwitter.comでサービスを開始し、その後Twitterのすべての公式アプリケーションで利用できるようにする」と述べている。
同日、このサービスのデモ動画も公開された。それによると、ツイート入力欄の下にカメラのアイコンが用意され、これをクリックしてアップロードできるようになる。投稿された画像は、ハッシュタグ別に人気ランキングなどが表示されるもよう。
また、Dorsey氏は、現在世界の携帯電話事業者と交渉を行っており、やがて携帯電話のマルチメディア・メッセージング・サービス(MMS)を使って写真が投稿できるようになるとも述べている。
このほか同氏は検索機能も強化すると発表した。より関連性の高いツイートを表示するほか、関連のある写真や動画も検索結果ページに表示する。Firefox用の新しいアドオン「Mozilla Firefox with Twitter」では、アドレスバーに直接ユーザー名やハッシュタグを入力して検索できるようになったと述べている。