ソフトバンクモバイルは2011年5月26日、Androidスマートフォンのホーム画面やアプリケーションを一括導入するためのサービス「スマセレ」を発表した。ユーザーインタフェースの変更やアプリのインストールにかかる手間を省き、スマートフォンの初心者でも手軽に端末をカスタマイズして活用できるようにする。

 スマセレを利用するにはまず、スマートフォン上で専用アプリを起動する。この専用アプリに、個別のテーマを持ったパッケージが設定されている。ユーザーが好みのパッケージを選ぶと、テーマに沿ったホーム画面が設定され、Androidアプリケーションが自動的にインストールされる。

 当初の対応機種は夏商戦モデルの「AQUOS PHONE 006SH」「AQUOS PHONE THE HYBRID 007SH」「AQUOS PHONE THE HYBRID 007SH J」「Sweety 003P」で、各機種にスマセレの専用アプリをプリインストールして提供する。

 パッケージとしては、リクルートの無料誌「R25」のAndroid版「R25 for Android」を中心とする「R25セレクト」、SNS「mixi」のホーム画面やAndroid版mixiアプリをまとめた「mixiセレクト」、辞書や交通機関の乗り換え案内、天気予報、グルメ検索といった定番アプリを揃えた「スタートアップセレクト」、女性誌「CanCam」による「CanCamセレクト」が用意される。スマセレおよび各パッケージの利用料は無料である。