図1●デジアナ変換サービスの概要
図1●デジアナ変換サービスの概要
[画像のクリックで拡大表示]
図2●2011年度「デジアナ変換設備整備の補助事業」を活用する事業者
図2●2011年度「デジアナ変換設備整備の補助事業」を活用する事業者
[画像のクリックで拡大表示]

 総務省は2011年5月20日、ケーブルテレビ(自主放送を行う許可施設)による地上デジタル放送のデジアナ変換(図1)を実施する事業者およびデジアナ変換の開始時期を公表した。デジアナ変換の実施を予定する事業者は360事業者(448施設)で、加入者数ベースで2409万世帯がこのサービスを利用できるようになる見込みである。

 ケーブルテレビの総加入世帯数は約2600万世帯(2011年3月時点)で、このうち9割強をカバーできることになる。総務省は、デジアナ変換サービス実施事業者のリストを「今後随時更新をする予定」としている。

 このほかに総務省は同日に、2011年度の「デジアナ変換設備整備の補助事業」を活用してデジアナ変換を実施する11事業者(11施設)に対し、補助金の交付を決定したと発表した(図2)。 2010年度には、196事業者(283施設)が支援制度を活用している。

[発表資料へ]