写真●World IPv6 Dayへの参加に当たってIPv6での接続性などを事前確認できるWebページ
写真●World IPv6 Dayへの参加に当たってIPv6での接続性などを事前確認できるWebページ
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 クララオンラインは2011年5月20日、日本時間の6月8日から9日にかけて開催が予定されている世界規模のIPv6テスト「World IPv6 Day」に参加することを発表した。同社によれば、日本国内のホスティング専業企業としては初の参加表明だという。

 World IPv6 Dayへの参加に合わせて同社のコーポレートサイトをIPv6でのアクセスに対応させる。また同社では、一般のWebサイト訪問者がWorld IPv6 Dayへの参加に当たってIPv6での接続性などを事前確認できるテスト用Webページの日本語化およびホスティングにも協力しているという(写真)。

 World IPv6 Dayは、インターネットに関連する技術の開発や普及を目的とする非営利の国際組織「ISOC」(Internet SOCiety)などが中心となって実施するIPv6実環境テスト。5月20日現在、世界中で215ものインターネット関連企業や団体、Webサイト運営組織などが参加を表明している(最新の参加組織リスト)。

 国内では、NECビッグローブ(プロバイダのBIGLOBE)、NTTコミュニケーションズ(を含むグループ4社)、ヤフー(ポータルサイトのYahoo! Japan)などが参加を表明済みとなっている(関連記事1:NTTコムなどグループ4社、「World IPv6 Day」への参加を表明、関連記事2:BIGLOBEが世界規模のIPv6テスト「World IPv6 Day」に参加表明、国内企業初)。

 参加する国内企業は、協定世界時(UTC)で6月8日0:00~23:59(日本時間では6月8日の午前9時から翌9日の午前8時59分)の24時間にわたって、IPv6でサービスを提供することになる。