写真●KVH CloudGalaxy管理ツールの画面
写真●KVH CloudGalaxy管理ツールの画面
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 KVHは2011年5月16日、同社のIaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)「KVH IaaS」にセルフサービス方式の管理ツール「KVH CloudGalaxy」を追加した。仮想マシンやネットワークなどの管理操作を、Webブラウザー経由で実行できる。

 KVH IaaSは、同社が5月8日に開始したサービスである。今回追加したCloudGalaxyを利用することで、ユーザーは自らがWebベースの管理ツール(写真)を使って、仮想マシンやストレージ、ネットワーク、ファイアウオール、ロードバランサーなど追加したり削除したりできるようになる。仮想マシンではなく物理サーバーをユーザーに割り当てる「専用サーバ」の管理操作も実行できる。

 CloudGalaxyには、「テンプレート機能」も用意されている。ユーザーは、KVHが用意するテンプレートを選択するだけで、複雑な構成のWebアプリケーションシステムやデータベースシステムなどを展開できる。

 KVH IaaSの料金は、仮想マシン1台当たり月額8400円から。料金には、インターネット接続料も含まれている。仮想マシン上で利用できるOSは、Windows ServerとLinux(ディストリビューションはCentOS 5とUbuntu 10)である。