写真●Google Appsにグループカレンダー機能を追加するベイテックシステムズの無償アプリ「サテライトオフィス・組織カレンダー for Google Apps」
写真●Google Appsにグループカレンダー機能を追加するベイテックシステムズの無償アプリ「サテライトオフィス・組織カレンダー for Google Apps」
[画像のクリックで拡大表示]

 ベイテックシステムズは2011年5月11日、米グーグルのクラウドサービス「Google Apps」向けにグループカレンダー機能を追加するアプリ「サテライトオフィス・組織カレンダー for Google Apps」の提供を開始した(写真)。Google Appsユーザーは、Google Apps Marketplaceから無償で追加できる。

 サテライトオフィス・組織カレンダー for Google Appsは、Google Appsが標準で備えているカレンダー機能「Googleカレンダー」に、グループ別のメンバー一覧機能やカレンダー一覧機能などを付加するアプリ。グループ内の複数メンバーのスケジュールを一括で登録できるほか、会議室などのリソース表示や重複予約の禁止、別ドメインのGoogleカレンダーユーザーの予定表示などが可能となっている。カレンダーの参照権限は、元となるGoogleカレンダーのアクセス権限を継承できる。

 組織長をリストのトップに表示したり、よく使う会議室を上位に表示したりするなど、表示順序を調整する機能なども備えている。カレンダーを一覧表示するグループは独立に複数作成できるほか、グループ内に子グループを作ることにより(Google Apps側の機能)、自社の組織形態に合わせた階層構造でカレンダーを管理することも可能だという。

 なお、無料版は画面端に広告が表示される場合があるほか、利用可能なユーザー数の上限が250ユーザーまでといった機能制限がある。同社では、近日中に有償版をリリースするとしており、そちらの料金は1ユーザー当たり25円/月となっている。