ゴールデンウイークを利用して、北陸銀行と北海道銀行、鹿児島銀行が勘定系システムを刷新した。3行はいずれも5月6日から新システムを使っている。

 ほくほくフィナンシャルグループ傘下の北陸銀と北海道銀は、横浜銀行と3行で共同開発したシステム「MEJAR」を利用する。第一号ユーザーの横浜銀に続き、2行が同時に旧システムから切り替えた。

 MEJARはNTTデータが同社製勘定系アプリケーション「BeSTA」を使って構築したシステムだ。動作プラットフォームは富士通製メインフレームなどである。

 鹿児島銀はWindowsで動作する日本ユニシス製勘定系パッケージ「BankVision」を導入し、新勘定系システムを稼働させた。BankVisionの利用行は、百五銀行、十八銀行、筑邦銀行、紀陽銀行、佐賀銀行、山梨中央銀行に続き7行目だ。