被害について
PSNへのクレジットカード情報の登録数はどれほどか。漏えいの可能性の確度はどう考えているのか。
クレジットカードの登録数は約1000万件。現時点で実際に情報が漏えいしたという確固たる証拠はないが、逆に漏えいしていないとの宣言もできない。カード情報の不正使用があったという報告は今のところない。
漏えいしたとみられる情報と、漏えいの可能性があるデータを分類している。その根拠は。
漏えいした可能性がある個人情報については、あくまで「可能性」である。どのデータ、どれくらいの量か断定できるまで至っていない。可能性を否定できないので、告知した方がいいということで発表した。
分類については、データ解析結果に基づくものである。クレジットカード情報は暗号化されており、データベースの項目を読まれた形跡がないことから区別することにした。
米国での捜査状況について教えてほしい。
ネットワークを運営しているソニー・ネットワーク・エンタテインメント・インターナショナル(SNEI)が米国に本社があることからFBI(米連邦捜査局)に説明し、捜査をお願いしている。それ以上については、継続中なのでコメントは差し控えたい。
米国以外の国の捜査については認識していない。問い合わせについて個別に対処している。