「ライブタイル」で情報を一目で確認する

 続いて、日本マイクロソフト アーキテクトエバンジェリストの高橋忍氏が、Windows Phone7のデモを交えてその機能を紹介した。

 ユーザーインタフェースのデザインは「Metro」と呼ばれる。画面にはタイルが並んでいるが、これらのタイルはプッシュ情報の配信に対応し、最新情報を表示できる。従来のスマートフォンではアプリケーションを起動してから情報を探して表示していたが、タイルを使うことにより、画面を見れば情報がすぐに分かるのが特徴だ。

 タイルのレイアウトは簡単に変更でき、また個人のアドレス帳、気に入った音楽や写真、FMラジオ、アプリケーションなどを「ピン止め」することでタイルとして表示できる。

Windows Phone 7のビジョン。ユーザーインタフェースのデザイン、マーケットプレイスによるアプリケーション販売、アプリケーションの開発の3つに分けて説明した
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Windows Phone 7のユーザーインタフェースの特徴となる「Metro」。ライブタイルと呼ばれるタイルで、さまざまな情報を表示する
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タイルの一例。メール、予定表、天気予報、友人のSNSサービスへの投稿情報などの最新情報がタイルに表示され、すぐに確認できる。これを「ライブタイル」と呼んでいた
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アプリケーションの一覧画面。これらのアプリケーションを「ピン止め」することで、タイルに追加できる
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