ソフトバンクテレコムは2011年4月26日、仮想デスクトップサービス「ホワイトクラウド デスクトップサービス」を通常の半額で提供すると発表した。ただし1万台分限定で、半額になるのは2012年3月末まで。今夏の節電のため、在宅勤務環境を早急に整えたい企業向けとする。

 提供するメニューは、1クライアント当たり1仮想CPU、メモリー1Gバイト、ディスク容量20Gバイトの「WindowsXP向け 50デスクトップパック」と、1仮想CPU、メモリー2Gバイト、ディスク容量40Gバイトの「Windows7向け 30デスクトップパック」の2種類。WindowsXP向け 50デスクトップパックは月額15万5000円(1クライアント当たり3100円)、Windows7向け 30デスクトップパックは16万9000円(同5633円)で提供する。

 仮想デスクトップのサーバーをソフトバンクテレコムが用意し、ユーザーは月額課金でそれを利用する形態だ。ソフトバンクテレコムのデータセンターとユーザー企業のデータセンターを専用回線で接続すれば、社員の自宅からオフィスのパソコンと同様に仮想デスクトップを利用できる。仮想デスクトップ環境にOSは含まない。