ITホールディングスグループのクオリカは2011年4月26日、中国現地法人の社員を2012年3月までに2倍超の30~40人に増やすと発表した。新たに製造業や流通業向け事業に参入し、中国における経営基盤の確立を目指す。

 製造業向けでは、生産管理システムをSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)形態で提供する「AToMsQube(アトムズキューブ)」を拡販する。既に利用を開始した日系企業が1社ある。

 流通業向けについては、2012年3月までに、外食やサービス業向けの営業支援システムである「TastyQube(テイスティ・キューブ)」などの提供を始める。現在、パートナー企業の選定を進めているとしている。