新生銀行は2011年4月25日、同日午前10時14分から午前11時36分まで、ATMやインターネットバンキングが利用できなくなったと発表した。原因はデータベースの障害で、データベースサーバーを再起動することで復旧したとしている。

 システム障害によって、個人顧客向けのATMやインターネットバンキング、携帯電話を利用したモバイルバンキングのサービスが停止した。代替システムに切り替えることによって、ATMは午前10時26分に一部機能を除いて再開した。インターネットバンキングは午前10時28分に、モバイルバンキングは同35分に一部が復帰し、午前11時36分までに全サービスが復旧した。

 障害を起こしたのは勘定系システムのデータベース。新生銀行は勘定系システムに、印オラクル・フィナンシャル・サービス・ソフトウェア(旧i-flexソリューションズ、現在は米オラクルの子会社)の「Oracle FLEXCUBE」を使用している。