写真●米MozillaのFirefox 4ダウンロード数表示ページ(URLは http://glow.mozilla.org/ )。まもなく9000万ダウンロードに到達しようとしている
写真●米MozillaのFirefox 4ダウンロード数表示ページ(URLは http://glow.mozilla.org/ )。まもなく9000万ダウンロードに到達しようとしている
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 米Mozillaが米国時間2011年3月22日に配布を始めた最新Webブラウザー「Firefox 4」のダウンロード数が順調に伸び続けている。国内におけるダウンロード数は4月18日午前の時点で200万回を突破。世界全体でのダウンロード数もまもなく9000万回に到達し、4月中に1億回を突破するのが確実なペースとなっている(写真)。

 Mozillaが運営しているFirefox 4の世界全体のダウンロード数をリアルタイムに表示するWebページ「Firefox 4ダウンロード数」によれば、18日午前10時現在、世界全体でのダウンロード数は8900万回を超えており、内訳は欧州が約3444万、北米が約2684万、アジアが約1721万、南米が約657万、アフリカが約262万、オセアニアが約155万などとなっている。

 アジアでは、インドが最多で約290万回、2番目に多いのがインドネシアで約232万回、日本は3番目で約206万回となっている。以下、ベトナム(約165万回)、フィリピン(約107万回)、マレーシア(約92万回)、タイ(約90万回)---と続く。東南アジア諸国がランキング上位を占めているのが興味深い。

 4月26日午前0時からは、米マイクロソフトがInternet Explorer9(IE9)日本語版を配布開始する予定となっている。これにより、それぞれの国内ダウンロード数やシェアがどう変化するのかが注目される。