Bing for iPadのホーム画面
Bing for iPadのホーム画面
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 米Microsoftは米国時間2011年4月7日、米Appleのタブレット端末「iPad」に最適化した検索アプリケーション「Bing for iPad」をリリースした。iPadの大画面と解像度に合わせてデザインし、使いやすさを重視した。Appleのモバイルアプリケーション配信/販売サイト「App Store」から無償でダウンロード可能。

 ホーム画面では、最新のニュース、交通情報、天気予報、株価情報、映画情報、地図などのコンテンツのサムネイルをタイル表示し、関心のある情報にすぐにアクセスできるようにした。左右にスワイプする操作で検索結果、写真、ビデオの一覧をすばやく眺めることができる。

 音声認識機能「Tellme」を備え、キーワードを音声で入力して検索を実行できる。またオートサジェスト機能により、キーワードを入力している最中に候補を自動表示する。

 地図検索では、Bingの地域情報サービス「Bing Local」と地図表示サービス「Bing Maps」を統合した。道路地図、航空写真、鳥瞰図表示に対応し、検索で見つけた近所の店や会社などを簡単にアドレス帳やカレンダーに登録することが可能。目的地までの経路も手軽に確認できる。

 独自の機能として、1週間の検索トップ10が分かる「Trends」カテゴリーを設けた。ユーザーはすばやいスクロール操作で、話題にのぼったコンテンツに目を通すことができる。

 対応OSはiOS 4.2以降。英語のみサポートする。現時点で日本向けの配信は行っていない。

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