NTTドコモは2011年4月7日、東日本大震災によって同社の基地局などの設備が故障したことが原因で、音声通話やパケット通信などが利用できなかったユーザーに対して、該当期間の基本料や付加機能使用料、定額通信料などを返還することを発表した。

 「24時間以上通信をまったく利用できない状態」にあった地域と期間を同社が調査し、同地域に「契約者住所」または「請求書の送付先住所」があるユーザーに対して、料金返還の対象となるかどうかや対象期間を個別に判定。対象となるユーザーについては5月の請求にて返還するという。具体的に、対象となるユーザーについては「現在確認中」(NTTドコモ)であるとしている。