日本マイクロソフトは2011年4月6日、震災への影響を考慮して延期していた次期Webブラウザー「Internet Explorer(IE)9」日本語版の公開を4月26日午前0時(日本時間)から開始すると発表した。

 IE9の正式版は当初、3月15日午後1時(日本時間)の公開を予定していた(関連記事)。だが、3月11日に発生した東日本大震災を受け、公開によるネットワーク回線への負荷増大を考慮し、日本語版についてのみ公開を延期していた(関連記事)。

 なお、4月26日はダウンロードでの提供のみとなり、ベータ版や製品候補(RC)版のユーザーを対象とした自動更新は実施しない。これらのユーザーに対する自動更新については、後日段階的に実施する予定である。