ルクセンブルクSkype Technologiesは現地時間2011年3月30日、教育分野向けの新サービス「Skype in the classroom」を正式公開した。教師同士でアイデアや意見、スキルを共有し、交流するためのコミュニケーションツールを無料で提供する。

 Skype in the classroomは2010年12月末からベータ提供してきたメンバー制のオンラインコミュニティー。ベータ期間中に99カ国から3900人以上の教師が参加したという。

 Skype in the classroomに登録するにはSkypeアカウントが必要。登録者は、担当している学年、課目、地域、自身のスキルや関心事などを入力したプロフィールページを作成する。検索機能を使って、ニーズや目的に合った人材や情報、自身のスキルが生かせるプロジェクトなどを見つけることが可能だ。

 インターネット通話やビデオチャットなどを利用して、世界各地の教師と意見交換や文化交流を行ったり、共同プロジェクトを進めたりできる。Webサイトやビデオなどの各種教材を手軽に共有することもできる。

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