写真●RADVISION Japanが無償提供を始めたビデオ会議サービス「TrySCOPIA」。写真は登録不要で使える個人ユーザー向けサービスの会議参加用ページ
写真●RADVISION Japanが無償提供を始めたビデオ会議サービス「TrySCOPIA」。写真は登録不要で使える個人ユーザー向けサービスの会議参加用ページ
[画像のクリックで拡大表示]

 RADVISION Japanは2011年3月29日、東日本大震災によって被災した企業や個人を主な対象として、同社のビデオ会議サービス「TrySCOPIA」(トライスコーピア)の無償提供を始めたと発表した。

 TrySCOPIAは、カメラ機能付きパソコンとWebブラウザーを利用してインターネット経由でビデオ会議を行う、いわゆる「Web会議」サービス。3拠点以上を同時に接続して、互いの顔を見ながら会議や会話をすることが可能となっている。

 企業向けと個人向けで異なるメニューを用意した。企業向けの無償サービスでは、企業ごとに専用のビデオ会議室が割り振られ、録画機能など業務上必要となるすべての機能が利用できる。利用するには、同社のWebフォームから申し込む必要がある。

 一方、個人向けの無償サービスは申し込み不要で誰でもすぐに利用できる。Webブラウザーで同サービスのページ写真)を開き、画面上部に表示されるテレビ電話ルームへの「入室/退室」ボタンをクリックすればよい。テレビ電話ルームは10部屋用意されており、参加メンバー全員で同じ部屋を選択する。なお、サポートしているWebブラウザーがInternet Explorerのみとなっている点には注意が必要だ。