写真●Bing Newsの画面
写真●Bing Newsの画面
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 米Microsoftは米国時間2011年3月25日、同社の検索エンジン「Bing」のニュースサイト「Bing News」に、ミニブログサービス「Twitter」のつぶやきをリアルタイムで表示する機能を追加した。同社が昨年12月にベータ公開した「Bing Social」サービスを拡大したもの。

 Bing Socialでは、キーワードを入力して検索を実行すると、ソーシャルネットワークにおける当該キーワードに関する最新のつぶやき投稿や、話題のリンクURLが表示される。画面は自動更新され、最新のつぶやきが随時表示される(関連記事:Bing、Twitterのつぶやきや話題のURLを検索する機能を公開)。

 今回Bing NewsにBing Socialの一部機能を統合したことにより、ユーザーは最新のニュースヘッドラインを検索および閲覧すると同時に、今現在Twitter上でどのニュースが話題になり、どのようなコメントが投稿されているか、リアルタイムで読むことができるようになった。

 Microsoftは、「新聞やテレビなどのニュース解説と、市民ジャーナリストによるレポートを比較し、自身がどのコンテンツソースを採用するか判断することが可能だ」としている。

 また同社は、SNSサイト「Facebook」との連携強化についても明らかにした。エンターテインメント情報サイト「Bing Entertainment」で検索した映画、アーティスト、ミュージシャン、テレビ番組について、Facebookでの情報共有を直接Bingから行えるようにした。検索結果の「Overview(概要)」ページで表示される「f」(Facebook)マークの付いた入力欄を使って投稿を実行すると、その内容がFacebookのプロフィールページに公開される。

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