フリービットは2011年3月24日、東日本大震災の影響を受けたインターネットサービス事業者(ISP)向けに支援プログラム「YourNet AID」の提供を開始した。仮想マシンの貸し出しサービスを一定期間無償で提供する。

 対象となるのは、東日本大震災の直接的被害にあったISPと、計画停電によってデータセンターに影響を受けるISP。仮想マシン貸し出しサービス「フリービットクラウドVDC」を利用して、代替サーバーやバックアップサーバーを設置できる。

 期間は4月末までを計画している。直接的被害にあったISPには延長措置も検討しているという。申し込みはYourNet AID問い合わせフォームから行う。

 このほかにも同社は医療機関向けにレセプトチェックシステム「ターボチェッカー」を一定期間無償で提供する。グループ企業のDTIでは被災者向けにMVNOサービス「DTI ハイブリッドモバイルプラン」や個人向けクラウドサービス「Ubicプラン」を3カ月無償で提供する。