クロスオーシャンメディアがローソン店舗に展開しているデジタルサイネージ「東京media」は、2011年3月26日に部分的に放映を再開する。東日本大震災の発生を背景に、電力の節約やコンテンツを送信する無線通信の負荷軽減を目的として3月12日から放映を自粛していた。

 3月26日と27日は放映時間を11時30分から13時30分に限定するとともに、放映するコンテンツは震災関連のニュースや情報提供とする。また、ディスプレイの輝度を落としたり、ディスプレイを2面設置している店舗は1面のみの稼働にしたりすることで、節電に配慮する。

 28日にいったん放映を停止して、影響を調査検討する。29日以降は同様に時間限定での放映とするが、電力供給の状況などを勘案して決める予定である。

 東京mediaは現在、東京都23区内のローソン306店舗に展開しており、合計400面のディスプレイを設置している。デジタルサイネージは東京media同様に、節電に配慮して自主的に停止しているケースが多い。

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