日本ヒューレット・パッカード（日本HP）は2011年3月22日、東日本大震災と長野県北部地震の復興支援として、サーバー150台、ネットワークストレージ150台、Web会議システム、サーバー監視ソフトを無償提供すると発表した。

　x86サーバーの「HP ProLiant MicroServer」（CPU：Athlon II NEO N36L 1.3GHz、メモリー：1GB、HDD：250GB）を150台、ネットワークストレージの「HP StorageWorks X510 Data Vault」の2TBモデルを150台無償提供する。対象は、東日本大震災および長野県北部地震の被災地域の非営利団体、地方自治体、医療機関、教育機関や公共機関。申し込みは、HPインフォメーションセンター（専用電話番号：03-6416-6512）で受け付ける。

　加えて、SaaS型Webオンライン会議システム「HP Virtual Rooms」を2011年10月31日まで無償提供する。対象は東日本大震災および長野県北部地震による災害救助法の適用地区にオフィス、または取引先がある企業。同社のWebサイトより申し込む。

　さらに、サーバー監視ソフトウエア「HP SiteScope software」（30ライセンス）を2011年9月30日まで無償提供する。対象は東日本大震災および長野県北部地震で被災した公共団体や企業。申し込み方法は2011年4月1日にhttp://www.hp.com/jp/hpsw-dr-program（3月22日時点ではアクセス不可）に掲載する予定。