ミクシィは2011年3月16日、東日本大震災の被害者支援として、友人(マイミクシィ)が最後にログインした時間から安否確認する機能をSNS「mixi」に追加した。新たに開設した「友人のログイン状況」ページから一覧で閲覧できる。

 mixiではマイミクシィがログインした最終時間を確認することで簡易的に安否確認が可能なため、特設ページを設けて使いやすくした。

 併せて、mixi内に災害時の利用案内ページを設置。「友人のログイン状況」ページへのリンクのほかに、震災関連コミュニティを案内する。震災後、ユーザーが情報交換のためのコミュニティを自主的に立ち上げる動きが活発化しており、大きなものでは35万人以上が参加しているという。

 また同社は「ミクコレ」や「mixiアプリ」を利用した義援金募集を3月12日に開始。アクセス画面を着せ替えるミクコレのデザインや、mixiアプリに義援金アイテムを用意。16日13時時点で延べ220万件、総額約1億6000万円の寄付があった。日本赤十字社を通じて被災者を支援する。