日本ラッドは2011年3月17日、被災者支援の一環として仮想サーバーの無償貸与を開始した。対象は被災地域の自治体や公共団体、大学などの教育機関、非営利団体。救難支援用のインターネットサーバーやサーバー復旧のために利用してほしいとしている。利用期間は6カ月。

 無料で貸し出すのは、同社が「SaaSes」ブランドで提供しているIaaS。Linux OSの専用サーバー「Osukiniサーバー」、Windows OSの仮想サーバー「ThunderHead」、Webとメールのホスティングサーバー「Silver Storm」の3種類が対象だ。

 利用申し込みは問い合わせフォームまたはメールアドレス「info[アットマーク]saases.jp」([アットマーク]を@に置き換える)で受け付ける。