米Twitterは現地時間2010年3月15日、「Twitter.com」へのアクセスに常時HTTPS接続できる機能を追加した。これまでも「https://twitter.com」にアクセスすれば利用できたが、HTTPS接続を標準的な利用形態として推進していく狙いがある。

 設定は、画面右上 の「Settings(設定)」を選び、「Account(ユーザー情報)」の一番下にある「HTTPS Only(HTTPSのみ)」の「Always use HTTPS(常にHTTPSのみを利用)」を有効にすればよい。

 公衆無線LANなどを使っている際、アカウントのセキュリティが向上し、ユーザー情報が保護されるとしている。また将来的にはHTTPSをデフォルト設定にしたいと同社のCarolyn Penner氏は述べている。

 なお、Twitterの各種機能やクライアントアプリケーションではユーザー設定にかかわらずHTTPSで接続している。例えばログイン時にはパスワードは自動的に保護されている。また米Appleの「iPhone」「iPad」用クライアントでは常にHTTPSが有効になっている。

 モバイルブラウザー場合は現時点で「https://mobile.twitter.com」にアクセスする必要があるが、今後これを見直してユーザーがどの機器を使っていても意識することなくHTTPSになるようにしたいとPenner氏は述べている。また同氏はサードパティーのクライアントを使っている人にHTTPSをサポートしているかを確認するよう呼びかけている。

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