米AT&Tは現地時間2011年3月15日、東日本大震災の救済支援に義援金27万5000ドルを寄付すると発表した。フランスの人道支援機関「Telecoms Sans Frontieres」、米国の医療援助機関「Project HOPE」、人道支援組織のポータルサイト「Aidmatrix Network」を通じて寄付する。

 またAT&Tは、通話用プリペイドカード1万枚を、日本で救援活動をしている米軍に寄付する計画も明らかにした。

 なお同社は、米国から日本への通信を無料にする措置も実施済み。ポストペイド方式の携帯電話ユーザーに対して、3月11日から3月31日までの期間、米国およびプエルトリコから日本への通話と、米国から日本へのテキストメッセージを無料にする。固定電話についても同期間中の米国から日本への通話を最大60分間無料にする(関連記事:AT&TとVerizon、東日本大震災を受け日本への通信を一定期間無料に)。

[発表資料へ]