会話モードでは、英語、スペイン語、日本語間で音声による簡易通訳が可能
会話モードでは、英語、スペイン語、日本語間で音声による簡易通訳が可能
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 グーグルは2011年3月16日、震災対策の一環として日本語と50以上の言語間でテキスト翻訳ができるAndroidアプリ「日本語対応Google Translate Crisis Response版」の試験提供を開始した。Android 2.0以降で動作する。

 外国人とのコミュニケーションを支援するのが目的で、会話モードを使うと、英語、スペイン語、日本語間で音声による簡易通訳が可能。例えば、英語で音声入力すると日本語に翻訳して読み上げ、それに対して日本語で答えると英語に翻訳して読み上げてくれる。

 Android Marketでは配布しておらず、Android端末で特設サイトに掲載されているQRコードを読み取るか、ダウンロード用リンクをタップすることで入手する。インストールするには、あらかじめAndroid端末に「提供元不明のアプリを許可する」という設定をしておく必要がある。

 なお、翻訳結果を日本語または英語で読み上げる機能は、すでにiPhoneアプリおよびWebサイトで提供している。