日本IBMは2011年3月15日、東日本大震災に被災した企業や自治体向けに保守サービスの特別対応を発表した。保守契約中または保証期間中のハードウエア修理について、技術料は無料、部品代は大幅に割り引いた特別価格で対応する。東北地方太平洋沖地震および長野県北部地震を含む東日本大震災の被害を受けたユーザーが対象だ。

 保守契約を結んでいないユーザーに対しても、ハードウエア修理を安価に提供する。保守契約を未締結のユーザーは、「IBM時間制サービス」を使って1時間単位の従量課金で修理を依頼することになるが、東日本大震災の被害を受けたユーザーは通常料金の半額で対応する。