富士通は、2011年3月14日から東京電力管内で実施される「輪番停電」の影響で6拠点の操業を停止する。群馬県館林市にある「館林システムセンター」は通常操業という。

 那須工場(栃木県大田原市)と小山工場(栃木県小山市)は午後休業、川崎工場(神奈川県川崎市)は午前11時以降休業、沼津工場(静岡県沼津市)は午後3時以降休業する。富士通セミコンダクターのあきる野事業所(東京都あきる野市)と新横浜事業所(神奈川県横浜市)は終日休業する。

 明日以降の対応については、別途検討し、決定する予定である。

 輪番停電に際して同社は顧客企業に対しても事前に対処するよう呼びかけを行っている(関連記事:「輪番停電前に対処を」、富士通が顧客企業に注意喚起 )。

 また大震災の被害で半導体やデスクトップパソコンなどの6生産拠点が稼働停止したことも明らかにしている(関連記事:富士通、6生産拠点で稼働停止)。