米Twitterは米国時間2011年3月12日、東日本大震災に関する対策支援の取り組みについて日本版公式ブログで明らかにした。地震関連情報の入手および共有の手段として、同社のミニブログサービス「Twitter」を有効活用するためのヒントやツールを提供する。

 まず、同じテーマに関するツイート(つぶやき)をまとめて一覧するための「#(ハッシュタグ)」を整理した。例えば地震一般に関する情報は「#jishin」、避難に関しては「#hinan」、安否確認は「#anpi」を使うよう勧めている。また、重要な情報を効率的に抽出できるよう設定した検索クエリーによる検索結果へのリンクも紹介している。

 さらに同社は、ツイートの重複や不正確な情報の拡散を避けるために、リツイート(RT:再投稿)の際には、「Retweet」ボタンをクリックする公式リツイートを実行するよう求めている。手動の非公式リツイートを行うと、タイムラインに複数のユーザーによるリツイートが並んだり、オリジナルの情報が変更されて伝わるなどして、重要な情報を見つけ出すことが困難になる可能性がある。

 そのほかTwitterでは、携帯電話向けに地震情報を提供するモバイル特別サイト(日本語のみ、要ログイン)も立ち上げた。

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