図●Googleが公開した「Gmail」の新機能「SmartLabels」の画像
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 米Googleは現地時間2011年3月9日、Webメールサービス「Gmail」の新機能「SmartLabels」を発表した。受信メッセージの内容を自動的に判断して「Bulk(一括)」「Notifications(通知)」「Forum(フォーラム)」に分類し、それぞれラベルを付ける。実験的機能を公開する「Labs」で同機能を有効にすることができる。

 SmartLabelsのBulkは、ニューズレターや宣伝メールなどのように不特定多数に向けて送信されたメッセージをまとめる。Notificationsは個人宛てに送られた口座明細や受注確認などのメッセージを、Forumsはユーザーが参加しているメーリングリストなどからのメッセージを分類する。Bulkに振り分けられたメッセージは、通常の受信トレイには残らない。

 すでにカスタムなフィルターおよびラベルを設定している場合でも、それを維持しながらSmartLabelsを使用することが可能。設定機能の「Filters(フィルター)」項目で、必要に応じてSmartLabelsの設定を編集し、既存のフィルターをSmartLabelsの対象から除外することもできる。

 また、SmartLabelsの分類が正しくなかった場合、個別メッセージのドロップダウンメニューから、「Report Miscategorizations(カテゴリの間違いを報告)」を選んでGoogleに報告する事ができる。

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