米comScoreは米国時間2011年3月7日、米国の携帯電話市場に関する調査結果を発表した。それによると、米Googleの「Android」は米国人が使用するスマートフォンの約3分の1で採用されており、カナダResearch In Motion(RIM)のOSを抜いて初めて首位に立った。Googleは昨年11月に米Appleを抜いて2位に付けたが、わずか2カ月でトップの座を獲得した。

 2011年1月における13歳以上の米国携帯電話ユーザーは2億3400万人(2010年11月~2011年1月の3カ月平均、以下同)で、そのうちスマートフォン所有者は6580万人だった。プラットフォーム別のシェアは、Googleが31.2%で3カ月前と比べ7.7ポイント増加した。2位のRIMは30.4%で同5.4ポイント減少した。3位のAppleは同0.1ポイント増の24.7%、4位の米Microsoftは同1.7ポイント減の8.0%。5位は米Hewlett-Packard(HP)傘下の米Palmで、同0.7ポイント減の3.2%だった。

 最も使用されている携帯電話のOEMベンダーは韓国Samsungで、シェア24.9%を占めている。韓国LGがシェア20.8%で2位。3位に米Motorola(シェアは16.5%)、4位にRIM(同8.6%)、5位にApple(同7.0%)と続いた。

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