IMAGICA TVとスクワッド、UIEジャパンは、タブレット型端末など向けのスポーツ・エンターテインメント情報配信サービス「DAFLOID」を2011年3月5日に開始する。

 まず第一弾のコンテンツとして配信を始めたのがサッカー情報である。Jリーグ開幕日の3月5日に合わせて、「GALAXY Tab」(NTTドコモが2010年11月から提供を始めたタブレット型端末)向けに情報配信を開始する。ユーザーは「DAFLOID専用アプリ」をダウンロードすれば、スポーツニュースのテキストデータや選手などの静止画を表示できる。2011年3月24日のプロ野球開幕からは、野球情報も配信する。

 地元のチームのニュースをデフォルトで表示するなど、ユーザーごとに表示内容を自由に設定できる機能も備える。ユーザーは、タブレット型端末やスマートフォンを、自分が関心のある分野の最新情報を把握するためのニュース媒体として利用できる。

 ミニブログのTwitterと連携しており、DAFLOIDの画面上で記事に関連する「ツイート」も表示できる。この機能により、ユーザー同士が知り合って新たなコミュニティーを形成できるようにする。

 2011年5月にはスマートフォン(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの各端末)や、iPadなどのタブレット型端末でもDAFLOIDを利用できるようにする。タブレット型端末やスマートフォンの画面の大きさが異なることを考慮し、画面のデザインは別々にする。2011年夏ごろには、エンターテインメント(映画や音楽など)やライフスタイル(フードなど)の情報配信も予定する。

 DAFLOIDは無料で利用できる。DAFLOIDの提供においては、CS放送の3チャンネルを運営するIMAGICA TVが持つコンテンツ創造力と、サッカー専門新聞「EL GOLAZO」を発行するスクワッドのメディア企画力を活用するという。UIEジャパンは、DAFLOID専用アプリおよびコンテンツ配信システムを開発した。サービス開始後は、コンテンツ配信システムの運用を行っている。