KDDIは2011年2月28日、Android搭載の新機種を発表した。3G(第3世代携帯電話網)とWiMAXの両方の通信機能を搭載したAndroid 2.2搭載スマートフォン「htc EVO WiMAX ISW11HT(以下、EVO)」と、Android 3.0を搭載したタブレット「MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M(以下、XOOM)」である(関連記事)。いずれもこの4月上旬以降より国内販売する。販売価格は現時点では未定という。

 田中孝司社長は「KDDIらしい『ワクワク感』を提供したい」と語り、今回発表の2機種を「『超』速いスマートフォンと『超』注目度ナンバーワンのタブレット」と形容した。今回発表の新機種からは、最新のAndroid 3.0搭載機やWiMAX搭載のグローバル・モデルを最小限のカスタマイズで日本市場に投入している点、料金体系やテザリング機能(後述)がある点など、「攻め」の姿勢が見える。スマートフォンのヘビーユーザーにとって、今回発表の2機種は非常に気になる内容といえる。

写真1●KDDIの田中孝司社長。高速回線をサポートするEVOを「一度使ったら戻れないくらいに高速なスマートフォン」と形容した
写真1●KDDIの田中孝司社長。高速回線をサポートするEVOを「一度使ったら戻れないくらいに高速なスマートフォン」と形容した
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写真2●EVOを手にするHTCのFred Liu氏(President of Engineering & Operations, Corporate Senior Executive Vice President)とKDDIの田中社長
写真2●EVOを手にするHTCのFred Liu氏(President of Engineering & Operations, Corporate Senior Executive Vice President)とKDDIの田中社長
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写真3●XOOMを手にするMotorola MobilityのSpiros Nikolakopoulos氏(Vice President & General Manager, International Distribution Markets)とKDDIの田中社長
写真3●XOOMを手にするMotorola MobilityのSpiros Nikolakopoulos氏(Vice President & General Manager, International Distribution Markets)とKDDIの田中社長
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