写真●プラネックスコミュニケーションズが発売したイタリア製デザインLANスイッチの外観 写真は1G対応ポートを5ポート搭載した「FXG-05EP2」のもの。8ポート版の「FXG-08EP2」も同色。10M/100M対応のFX-05EP3およびFX-08EP3は本体カラーが白色となる。
写真●プラネックスコミュニケーションズが発売したイタリア製デザインLANスイッチの外観 写真は1G対応ポートを5ポート搭載した「FXG-05EP2」のもの。8ポート版の「FXG-08EP2」も同色。10M/100M対応のFX-05EP3およびFX-08EP3は本体カラーが白色となる。
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 プラネックスコミュニケーションズは2月25日、消費電力を自動調整する機能を備えた家庭向けLANスイッチ4機種を発売した。イタリアのデザイナーが手がけた本体デザインを採用し、一般的なLANスイッチらしくない目を引く外観となっているのが特徴(写真)。全国のパソコンショップや家電量販店、直販サイトを通じて4月下旬から販売を開始する。

 発売したのは、10M/100M対応ポートを5ポート搭載した「FX-05EP3」、同8ポート搭載した「FX-08EP3」、10M/100M/1G対応ポートを5ポート搭載した「FXG-05EP2」、同8ポート搭載した「FXG-08EP2」の4機種。参考価格は、FX-05EP3が1380円、FX-08EP3が1580円、FXG-05EP2が2980円、FXG-08EP2が4980円である。

 イーサネット向けの省電力規格である「EEE」(Energy Efficient Ethernet)に準拠。未通信時にMAC層チップ(ただし実際は独立したチップとは限らない)への電力供給をカットする「LPI」(Low Power Idle)、トラフィック量に応じて伝送速度を切り替えるよう物理層(PHY)チップを制御する「RPS」(Rapid PHY Selection)という二つの機能をサポートする。さらに、未使用ポートへの電力供給をカットする機能や、接続したケーブルの長さを検出して最適な送信電力に調整することで、無駄な電力供給を抑える機能なども搭載している。

 そのほか、ループ接続による同報フレームの永久巡回トラブル(ブロードキャストストーム)の発生を防ぐループ防止機能なども搭載する。本体はプラスチックきょう体でファンレス設計。