米Googleは米国時間2011年2月24日、Webベースの統合オフィスアプリケーション「Google Docs」と米Microsoftのオフィススイート「Microsoft Office」の文書を同期させるプラグイン「Google Cloud Connect for Microsoft Office」をリリースした。Googleアカウントを所有するユーザーが GoogleのWebサイトからダウンロードできる。
このプラグインは、Microsoft Office 2003/2007/2010で利用できる。Word、Excel、PowerPointの各文書をGoogle Docsで同僚などと共有し、慣れ親しんだMicrosoft Officeの使い勝手で、同時に編集することが可能。更新履歴をたどって、過去のバージョンにすぐに戻ることができる。Mac版Microsoft Officeはサポートしていない。
またGoogleは、Google Docsをはじめ、Webサイト構築アプリケーション「Google Sites」やオンラインアプリケーション「Google Apps」などの各種サービスを低料金で90日間試用できるプログラム「90-Day Appsperience」を開始した。企業がWebツール導入でどのように共同作業を改善できるか体験できる。Google Cloud Connectや、Google Appsの新たな協業管理ダッシュボード機能も利用可能。
現在、Google Cloud Connectと協業管理ダッシュボード機能は英語でのみ利用できる。